建築情報学 ミニレクチャー 第4回「建築ビジュアライゼーションとその向こう側」を開催します

下記の様子で実施しました。


山口大地さんは語りました

建築ビジュアルは建築の物語を語る芸術であるべき

この言葉を体現した作品を沢山見せて頂きました。
山口大地さん,本当にありがとうございました
受け取った刺激を行動に反映させてくれることを強く期待します。
(僕も反映させないとっ!)

個人的にも 建築情報学 の話に多くの人が参加してくれて嬉しかったです。


四回目,開催します。
レクチャラーの方々のご厚意により四回目,非常に有難いです。
これらが外部の講師の方をお招きした連続レクチャー「 建築情報学 概論」につながると本当によいのですが。
四度目の勝手な希望宣言,大学は変化に対して意外と寛容ではないことも分かってきたのですが,成せなかったことは始めなかったこと,ですからね。
さて,授業の延長として開催している建築情報学ミニレクチャー,今回は「建築ビジュアライゼーションとその向こう側」です!


 
日時:10月15日(火)18時10分から(CAD/CG演習の終了後)
場所:立命館大学 琵琶湖草津キャンパス トリシア2 1階 都市システム系演習室2
講師:山口大地氏(竹中工務店)
題目:建築ビジュアライゼーションとその向こう側

 

「建築情報学」への注目が高まる中,「建築ビジュアライゼーション」は建築都市デザインのデザインプロセスにおいて既に価値を位置付けられたデザイン行為でありながら,更なる価値を持っているデザイン行為です。建築情報学の原始の一つとも言えるでしょう。
CGを原始にその役割が拡張された「BIM・xR」への機運が高まる中,これから「CAD/CG」を学ぶ皆さんと改めて「建築ビジュアライゼーション」の意義と重要性を山口氏のレクチャーを通じて共有したいと思います。

当日は山口氏が提唱する「ビジュアルアーキテクト」とは何なのか,「ビジュアルオペレーター」との違いは何なのか,フォトリアルな建築パースを作るだけでない「ビジュアルアーキテクト」の意義と楽しさを中心にご自身の制作物を交えて語って頂きます。

また現実を超えたかのような美麗なビジュアルからは,現実世界の建築物の建築プロセスとしての建築ビジュアライゼーション以上の価値と期待を感じずにはいられません。視覚以外も含めたxR技術が更に進化した時,「ビジュアルアーキテクト」が「アーキテクト」そのものになるかもしれません

加えて,「その時」,つまり仮想のアーキテクチャーに大きな価値が見出されるのはそう遠くないかもしれません。
例えば「ファッション」,自身の服を買うと同じかそれ以上の価値を感じてアバターの衣装を購入している人もいるのではないでしょうか。という事は勿論,現実世界の人間ではないアバターの衣装,若しくはアバターそのもののデザイナーという職種が誕生しているということです。
既に建築に近い所でも,Vtuberのイベント会場のデザイン,VRオフィス・展示会のデザインとシステム構築という職域が生まれ始めています。
これらを一例に,「建築ビジュアライゼーションの向こう側」は「既に始まっています」。そして反転した価値を認める志向を持つ人々はさらに増えて行くでしょう。

このような将来の展望も交えて「建築ビジュアライゼーションとその向こう側」を語って頂きます。目を通じて脳が刺激されるレクチャーになると思いますので,ぜひ参加してください。

備考:このレクチャーは授業外の時間に開催しますのでどなたでもご参加頂けます。
注意点:このレクチャーのスライド撮影は一切禁止です。

パソコンとイマイチ仲良くなれていない人も,ぜひどうぞ。
なお僕は今回も一言も喋りません |彡サッ!
それではレクチャーで!


第一回は「福井コンピュータホールディングス(株)」さんに講師をお引き受け頂き「夢デザイン BIMの成せること」にて開催しました。(04/22)

第二回は「梓設計」の岩瀬 功樹さま(宗本研究室の卒業生)に講師をお引き受け頂き「若手建築家・組織設計が描くBIM/AI/IOTのVISION」にて開催しました。(06/10)

第三回は「旭ビルウォール株式会社」さまに講師をお引き受け頂き「ファサードエンジニアリング」にて開催しました。(07/08)

建築情報学 についてはこちらなどなど

建築情報学 ミニレクチャー 第4回「建築ビジュアライゼーションとその向こう側」を開催します” への5件のフィードバック

コメントは受け付けていません。