建築情報学 連続ミニレクチャー 第17回/第18回 開催

建築情報学 連続ミニレクチャー 第18回 開催決定!

建築情報学会が大きな産声を挙げ,建築情報学会チャンネル建築情報学会session建築情報学会 Challenge,建築情報学会 Fes 2023 ,とぞくぞくとコンテンツが増え続け,情報シンポも参加者が右肩上がりで,建築情報学の盛り上がりを感じます。

この盛り上がり,建築情報学は僕らの学科名である「建築都市デザイン」をどのように進化・拡張し得るのでしょうか。その答えはまだ存在しません。
これはとても幸運なことです。なぜなら一人一人の価値観によって行く先が決まる,=「決められる」という状況だからです。
先駆的に取り組んだ人が可能性を見せ,それが広まっていく,まさに先駆者メンバーになれる大チャンス!。こんなチャンスは一生のうちにそう多くはないでしょう。
時は現代,世は乱世,千載一遇の大チャンスの時!

この熱を届けるために・チャンスを共に掴み先駆者メンバーになるために,今年度も建築情報学のキーパーソンをお招きして連続レクチャーを開催します。
先駆者の活動と将来像を感じ取りましょう。

立命建築限定のクロージング形式です。
講師の方が手掛けたプロジェクトは秘匿を求めらえる著名プロジェクトも多く,全てを詳らかにすることは難しいかもしれませんが,クローズド開催ならでのはプロジェクト紹介・企業戦略・先駆者としての苦悩と失敗やりがいも教えて貰えるかもしれません!
クロージングだからこその,熱っぽい話しを伺える(かもしれない),のスペシャルな話しもある!(かもしれない)。
建築情報学の視点から建築都市デザインの学びを加速させる燃料としてぜひ聴講しましょう,そして講師の活動に参戦して加速させよう!


第18回

日時:12月23日(月)16時30分から
場所:トリシア 2F 環境都市工学演習室1
講師:池本祥子 氏(ND3M / 竹中工務店)
題目:独学的建築情報学から社会実装まで
注意:【録画録音禁止】

備考:紹介割愛,短めでも予習推奨
参考:
https://nd3m.io/
https://www.takenaka.co.jp/design/expertise/computational_design_bim/

紹介文:

池本氏は,学部生時代から仲間達と自発的に建築情報学を学び,可能性という種を見出し,その種から芽吹くモックアップという花を創出し,社会で花を咲かせるまでをも行っている人物です。内容はもちろん「学生時代の過ごし方」としても学び感じることが沢山あること間違いありません。ぜひ参加を。

「池本祥子」氏: 竹中工務店大阪本店設計部所属。任意団体ND3M共同主催。2020年に名古屋市立大学芸術工学部、2022年名古屋工業大学大学院工学研究科を修了

—以下,ポエム版—

2024年現在「建築情報学」創成期,多くの社会変化の影響を受け,建築都市分野に破壊的救世主が待ち望まれている。
その期待と無責任な矛先の矢面に自ら躍り出たのが「建築情報学」である。

何を産み出せるのか,何の役に立つのか,何の意義があるのか,不明瞭。
「体系的に整理整頓して丁寧に教えて貰える機会」,2024年現在よりも希薄な時,近未来に向けて「何を学べがいいのか」いや,近未来を想定しつつも「今,何を学びたい」のかを自ら模索し実践した先駆者が居る。

その先駆者の活動は,建築都市分野,引いては同世代の幸せの花である。これは決して大袈裟な表現などではない。
その花は,泥にまみれ・血汗でまみれながら掲げられた強くて弱い花である。近視眼的な者がいるならば,掲げられた花に。
先人の恩恵と代償の結果と教示の延長線という10年後には,その延長線を進むことを選択した自らが,巨大な大きな負担と代償を背負うこと不可避な事実がある。
これに目を背けている者,いるならば,花に。
そして,自らも泥と血汗で道を探り,道を選び,花を。

案ずるな,その花は,自らの思考と嗜好,FunとHappyの帰着でもあるのだ。

破壊的救世主は突然に空から舞い降りない。それは,先人の地層を掘り積み上げた先に見出される。
先駆者は石を積み,土を整え,種を植え,花を咲かせる。
今はまだ芽吹くことない花も想い,怒りと悲しみで土を豊かにし,幸せの花を咲かせる。
土を整え,種を植え,そして願わくば,花を。
花を咲かせること,それこそ創造である。建築,建築家であるのかもしれない。
そしてそれは「FunとHappy」でもある。

今は数輪の花を花畑に。花畑を闊歩しよう。さあ,いざ共に。咲き誇れ,強き弱き花。


何かの予定を変更・休んででも参加をお勧めします。
レクチャーには知らないこと,刺激になること,きっとあります。
レクチャーを聞くと聞かないでは,今後の建築人生が変わります。

世界が広がり価値観を新たにする人もいるでしょう。
これまでの価値観をより深める人もいるでしょう。

著名な講師陣のVISIONをインターネットで見聞して理解したような気持ちになることも可能でしょう。
ただ,だからこそ,ご本人を見て,ご本人の口,ご本人の表情,などなどから一次情報として,ローデータとして,

「身体という優秀なセンサーを使って刺激を自然知脳にぶつけよう」

なお僕はほぼ喋りません |彡サッ!
時間が勿体ないので紹介割愛で直ぐに始めます。ネットで知られることはネットである程度知っておくこと推奨です(30分位のネット検索だけでもだいぶ違う)。
分かると分からないとか,出来るとか出来ないとか,好きとか嫌いとか,そういうことじゃない,高度な知性・純度の高いコンセプトに定期的にふれることが大切。

パソコンとイマイチ仲良くなれていない人も,ぜひどうぞ。

それではレクチャーで!


第17回

日時:5月30日(木)10時40分から
場所:フォレスト F201
講師:角田大輔 氏(株式会社 日建設計 設計監理部門テックデザイングループ 部長)
題目(仮):建築と情報の新たな価値創造
注意:【録画録音禁止】

備考:紹介割愛,短めでも予習推奨
参考:https://www.nikken.co.jp/ja/about/people/daisuke_tsunoda.html

紹介文:

角田氏の活動と将来像は,一人の先駆者の活動であると同時に,建築都市デザインが進む先かもしれません。なぜなら角田氏が牽引する日建設計は業界の旗艦だからです。どうして建築情報学が建築都市デザインに必要なのでしょうか,どうして高い期待を集めるのでしょうか。一連の建築行為の上流側として,設計×デジタル・建築×デジタル・デザイン×デジタル×テクノロジーでどのような価値を,どのように産み出し,そしこれからどのような価値を産み出そうとしているのか,学びましょう。その価値は現実の建築都市デザインを変えるだけでなく,情報空間・技術を変えるかもしれません。

大規模な会社での活動なので全てを詳らかにすることは難しいかもしれませんが,クローズド開催ならでのはプロジェクト紹介・企業戦略・先駆者としての苦悩と失敗やりがいも教えて貰えるかもしれません!
建築情報学の視点から建築都市デザインの学びを加速させる燃料としてぜひ聴講しましょう,そして角田氏の活動を加速させよう!

「角田大輔」氏: 2002年、東京理科大学大学院工学研究科建築学専攻を修了、日建設計へ入社。プレゼンテーション室を経て、2011年よりデジタルデザインラボに設立メンバーとして所属。専門は先端のテクノロジー×情報によるデジタルデザイン。先端技術を用いた驚きあるデザインの提案による建築領域の新たな価値創造を目指し、多数のプロジェクトに関わる。また先端技術のR&D、社内のデジタルワークプレイス構築等を牽引し、日建設計のDXをリードしている。建築情報学会理事。


第1回は「福井コンピュータホールディングス(株)」さまに講師をお引き受け頂き「夢デザイン BIMの成せること」にて開催しました。(2019/04/22)

第2回は「梓設計」の岩瀬 功樹 氏(宗本研究室の卒業生)に講師をお引き受け頂き「若手建築家・組織設計が描くBIM/AI/IOTのVISION」にて開催しました。(2019/06/10)

第3回は「旭ビルウォール株式会社」さまに講師をお引き受け頂き「ファサードエンジニアリング」にて開催しました。(2019/07/08)

第4回は竹中工務店山口 大地 氏に講師をお引き受け頂き「建築ビジュアライゼーションとその向こう側」にて開催しました。(2019/10/15)

第5回は慶應義塾大学の「池田 靖史」氏に講師をお引き受け頂き「建築情報学 概論」にて開催しました。(2019/11/19)

第6回は日建設計の「角田 大輔」氏に講師をお引き受け頂き「建築が拡張する新しい情報領域」にて開催しました。(2020/01/08)

第7回は竹中工務店石澤 宰 氏に講師をお引き受け頂き「拡張する建築の職能」にて開催しました。(2020/01/12)

第8回はGEL(ジオメトリエンジニアリングラボ)の石津 優子  氏に講師をお引き受け頂き「デジタルは道具であるが,道具を理解し大切にすることで職人は成長する。」にて開催しました。(2020/01/15)

第9回は 杉原 聡 氏(Computational Designer. Principal of Computational Design Studio ATLV.)  氏に講師をお引き受け頂き「コンピュテーショナル・デザイナーの源流/現在/これから」にて開催しました。(2021/11/02)

第10回は 番匠 カンナ 氏(バーチャル建築家. 番匠カンナバーチャル建築設計事務所))  氏に講師をお引き受け頂き「xR世界と現実世界との差異10箇条を思考した先」にて開催しました。(2021/11/25)

第11回は 松岡 正明 氏(竹中工務店 設計部 Computational Design Team Leaderを経て,コンセプトデザイナー)  氏に講師をお引き受け頂き「「問い」とComputational Design」にて開催しました。(2021/02/21)

第12回は 石澤 宰 氏(竹中工務店 設計本部アドバンストデザイン部門コンピュテーショナルデザイングループ 副部長・同グループ長)氏に講師をお引き受け頂き「コンピュテーショナルデザインの源流/現在/これから」にて開催しました。(2022/07/15)

第13回は 渡辺 健児 氏(シンテグレート合同会社 Syntegrate JAPAN GK,代表社員(日本)/ディレクター)氏に講師をお引き受け頂き「コンピューテショナルデザイナーの仕事と楽しさ」にて開催しました。(2022/12/20)

第14回は伊藤 武仙 氏(株式会社ホロラボ,Co-Founder, COO),上田 章雄 氏(株式会社ホロラボ,MR Engineer),小池 萌佳 氏(株式会社ホロラボ,3D Data Operator)に講師をお引き受け頂き「リアルとバーチャルをつなぐ可能性と楽しさ」にて開催しました。(2023/01/31)

第15回は旭ビルウォール株式会社 「中村 翔太氏,池之上 慎吾氏」(建築情報研究室の卒業生)に講師をお引き受け頂き「ファサードエンジニアリングの視点から知るコンピューテショナルデザイナーのやりがい」にて開催しました。(2023/10/17)

第16回はGEL(ジオメトリエンジニアリングラボ)石津 優子  氏に講師をお引き受け頂き「デジタル技術による共創イノベーションの先導者」にて開催しました。(2023/01/31)

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