建築情報学 連続ミニレクチャー
建築情報学会が大きな産声を挙げ,channel,session,Challenge,建築情報学会 Fes 2023 ,とぞくぞくとコンテンツが増え続け,情報シンポも参加者が右肩上がりで,建築情報学の盛り上がりを感じます。
この盛り上がり,建築情報学は僕らの学科名である「建築都市デザイン」をどのように進化・拡張し得るのでしょうか。その答えはまだ存在しません。
これはとても幸運なことです。なぜなら一人一人の価値観によって行く先が決まる,=「決められる」という状況だからです。
先駆的に取り組んだ人が可能性を見せ,それが広まっていく,まさに先駆者メンバーになれる大チャンス!。こんなチャンスは一生のうちにそう多くはないでしょう。
時は現代,世は乱世,千載一遇の大チャンスの時!
この熱を届けるために・チャンスを共に掴み先駆者メンバーになるために,今年度も建築情報学のキーパーソンをお招きして連続レクチャーを開催します。
先駆者の活動と将来像を感じ取りましょう。
立命建築限定のクロージング形式です。
講師の方が手掛けたプロジェクトは秘匿を求めらえる著名プロジェクトも多く,全てを詳らかにすることは難しいかもしれませんが,クローズド開催ならでのはプロジェクト紹介・企業戦略・先駆者としての苦悩と失敗やりがいも教えて貰えるかもしれません!
クロージングだからこその,熱っぽい話しを伺える(かもしれない),のスペシャルな話しもある!(かもしれない)。
建築情報学の視点から建築都市デザインの学びを加速させる燃料としてぜひ聴講しましょう,そして講師の活動に参戦して加速させよう!
第19回
日時:6月12日(木)10時45分から
場所:コラーニングハウスⅡ C605
講師:岩瀬 功樹 氏(梓設計 )
題目:若手建築家・組織設計が描くBIM/AI/IOTのVISIONと実装
注意:【録画録音禁止】
備考:紹介割愛,短めでも予習推奨
参考:
https://crevia-times.com/learn/77/
紹介文:
建築行為の様々な段階でBIM/AI/IOTなどを扱う建築情報学が注目されています。
しかし学生中,特に一回生にとってはピンと来ないかもしれません。
目下,最も時間を投じているであろう伝統的な建築系学科の科目「図学製図演習」の延長にある「設計・企画提案」においてもBIM/AI/IoTは高い注目を集めています。
当然ながら,進級以降に学ぶ建築行為の「デザイン」以外の段階・分野でも注目されていますが,こちらはさらにピンと来ないと思います。
そこで,学生時代に設計を精力的に学びながらも,今は組織設計事務所にて建築情報学の観点からも活躍する岩瀬氏に「BIM/AI/IOT」などの「VISION」と「実装」を紹介して貰います。
大学生として「自身が働ぎ盛りになる頃の未来を見据えて学ぶ」必要がありながらも,社会が必要としている・希望している人材/未来を感じづらい大学生の皆さんにとって,チェック必至の内容です。ぜひ参加してください。
勿論,参加に際して,受講生か否な,回生,PCスキル,全く制限はありません。なお,レクチャー後のお昼では岩瀬さんと一緒にお昼ご飯を食べながら気軽にお話できる機会を設けます。トリシア二階の山田の個人研究室(209室)前にお弁当持参で参加してください。
何かの予定を変更・休んででも参加をお勧めします。
レクチャーには知らないこと,刺激になること,きっとあります。
レクチャーを聞くと聞かないでは,今後の建築人生が変わります。
世界が広がり価値観を新たにする人もいるでしょう。
これまでの価値観をより深める人もいるでしょう。
誰かの活動やVISIONをインターネットで見聞して理解したような気持ちになることも可能でしょう。
ただ,「身体という優秀なセンサーを使って刺激を自然知脳にぶつけよう」
なお僕はほぼ喋りません |彡サッ!
時間が勿体ないので紹介割愛で直ぐに始めます。ネットで知られることはネットである程度知っておくこと推奨です(30分位のネット検索だけでもだいぶ違う)。
分かると分からないとか,出来るとか出来ないとか,好きとか嫌いとか,そういうことじゃない,高度な知性・純度の高いコンセプトに定期的にふれることが大切。
パソコンとイマイチ仲良くなれていない人も,ぜひどうぞ。
それではレクチャーで!
第1回は「福井コンピュータホールディングス(株)」さまに講師をお引き受け頂き「夢デザイン BIMの成せること」にて開催しました。(2019/04/22)
第2回は「梓設計」の岩瀬 功樹 氏に講師をお引き受け頂き「若手建築家・組織設計が描くBIM/AI/IOTのVISION」にて開催しました。(2019/06/10)
第3回は「旭ビルウォール株式会社」さまに講師をお引き受け頂き「ファサードエンジニアリング」にて開催しました。(2019/07/08)
第4回は竹中工務店の山口 大地 氏に講師をお引き受け頂き「建築ビジュアライゼーションとその向こう側」にて開催しました。(2019/10/15)
第5回は慶應義塾大学の「池田 靖史」氏に講師をお引き受け頂き「建築情報学 概論」にて開催しました。(2019/11/19)
第6回は日建設計の「角田 大輔」氏に講師をお引き受け頂き「建築が拡張する新しい情報領域」にて開催しました。(2020/01/08)
第7回は竹中工務店の石澤 宰 氏に講師をお引き受け頂き「拡張する建築の職能」にて開催しました。(2020/01/12)
第8回はGEL(ジオメトリエンジニアリングラボ)の石津 優子 氏に講師をお引き受け頂き「デジタルは道具であるが,道具を理解し大切にすることで職人は成長する。」にて開催しました。(2020/01/15)
第9回は 杉原 聡 氏(Computational Designer. Principal of Computational Design Studio ATLV.) 氏に講師をお引き受け頂き「コンピュテーショナル・デザイナーの源流/現在/これから」にて開催しました。(2021/11/02)
第10回は 番匠 カンナ 氏(バーチャル建築家. 番匠カンナバーチャル建築設計事務所)) 氏に講師をお引き受け頂き「xR世界と現実世界との差異10箇条を思考した先」にて開催しました。(2021/11/25)
第11回は 松岡 正明 氏(竹中工務店 設計部 Computational Design Team Leaderを経て,コンセプトデザイナー) 氏に講師をお引き受け頂き「「問い」とComputational Design」にて開催しました。(2021/02/21)
第12回は 石澤 宰 氏(竹中工務店 設計本部アドバンストデザイン部門コンピュテーショナルデザイングループ 副部長・同グループ長)氏に講師をお引き受け頂き「コンピュテーショナルデザインの源流/現在/これから」にて開催しました。(2022/07/15)
第13回は 渡辺 健児 氏(シンテグレート合同会社 Syntegrate JAPAN GK,代表社員(日本)/ディレクター)氏に講師をお引き受け頂き「コンピューテショナルデザイナーの仕事と楽しさ」にて開催しました。(2022/12/20)
第14回は伊藤 武仙 氏(株式会社ホロラボ,Co-Founder, COO),上田 章雄 氏(株式会社ホロラボ,MR Engineer),小池 萌佳 氏(株式会社ホロラボ,3D Data Operator)に講師をお引き受け頂き「リアルとバーチャルをつなぐ可能性と楽しさ」にて開催しました。(2023/01/31)
第15回は旭ビルウォール株式会社 「中村 翔太氏,池之上 慎吾氏」(建築情報研究室の卒業生)に講師をお引き受け頂き「ファサードエンジニアリングの視点から知るコンピューテショナルデザイナーのやりがい」にて開催しました。(2023/10/17)
第16回はGEL(ジオメトリエンジニアリングラボ)の石津 優子 氏に講師をお引き受け頂き「デジタル技術による共創イノベーションの先導者」にて開催しました。(2023/01/31)
第17回は株式会社 日建設計 設計監理部門テックデザイングループ の角田 大輔 氏に講師をお引き受け頂き「建築と情報の新たな価値創造」にて開催しました。(2024/05/30)
第18回はND3M / 竹中工務店の池本 祥子 氏に講師をお引き受け頂き「独学的建築情報学から社会実装まで」にて開催しました。(2024/05/30)