建築情報学 系授業 CAD/CG演習 立命館大学 建築都市デザイン学科 2回生前期(2020)
「環境シミュレーションを援用したデザインスタディ」
□背景と意図:
- その1:課題自体の意図は一回生の時と同じ
- その2:復習とウォーミングアップである。デザイン演習2の前半課題「地域とつながる国際学生寮」を題材に風・日照シミュレーションを援用したデザインスタディに取り組もう。1回生の時には手法の習得で手一杯だったと思う。成長を実感する機会にもして欲しい。
□課題内容:
- 風・日照シミュレーションを援用したデザインスタディを行う。
- そのデザインとスタディ過程を情報空間でプレゼンする。情報空間でのプレゼン・コミュニケーションは今後の重要な素養である。
- 集合のデザインは,
「人同士の関係性のデザイン」であり,
「良好な居住環境のデザイン」であり,
「様相の美観性のデザイン」であり,
「都市・自然環境との関係性のデザイン」でもある。
上記に対する考え方を主にコンセプトを立案し,環境シミュレーションを援用しながらデザインして欲しい。 - この課題はデザイン演習との連携を意識しているが,提出物を別々としてもよく,エスキスに使用することも必須ではない。もちろん個人的には積極的に活用して欲しい。
□設計条件:
デザイン演習2の前半課題と同じ
□提出:
「Googleスライドを用いたプレゼンテーションスライド」及び「プレゼン動画(YouTubeにアップ)」を提出する。
- 提出物:
- 「Googleスライド」の「共有URL」(コメントに記入)
- 「YouTube」の「共有URL」(コメントに記入)
- pdf(Googleスライドをに変換する,ファイル名は学生番号_a)
- 加点:sketchfabにモデルをアップロードしたURL(コメントに記入)
- 期日:授業内演習1の授業開始まで
- 提出方法:manabaの「レポート」から
- 共有URLの注意:リンクを知っている人が閲覧できる共有設定とすること。Googleスライドの例
- sketchfab:
- 3Dモデルのプラットホームである。モデルをアップするとWEBプラウザでモデルを自由に閲覧可能にすることができる。
- これを利用するとオンラインでのデザインコミュニケーションが円滑になる。例えばデザイン演習の担当教員にURLを送れば教員がモデルを自由に眺めることができる=モデリングアプリケーションに依存しない。加点課題なのでやり方の説明はしないが,とても簡単,ぜひ活用しよう!
□スライド構成:
下記を含むこと(アピール材料を増やす分には自由)。発表時間は約3分
- 表紙:タイトル(名前は任意)
- コンセプト:意図が伝わるようにする
- デザイン:説明的な図とPR的な図の使い分ける
- 光:意図とシミュレーションの関係が伝わるようにする
- 風:意図とシミュレーションの関係が伝わるようにする
- PR:各自で工夫する
枚数は任意,創意工夫は大歓迎,順番は変わってもよい。
- 説明書き付きのサンプル
- 20年度の情報処理演習の提出物(当然軽くこれは超える)
□プレゼンを録画してアップしたYouTubeのURL:
Googleスライドを使いながら口頭説明している様子を録画し,YouTubeにアップする。スマートフォンで録画した動画でも良いが,各自で画面録画アプリケーションをインストールして制作することが望ましい。
□細則・備考:
- 風のシミュレーションを行うアプリケーションはFlow Design,日照シミュレーションは3dsMAXを基本とするが,3次元的かつ動的にシミュレーションできいれば自身で学んだアプリケーションでもよい
- 楽しみながら真面目に思考したアグレッシブなデザイン歓迎
- 最初は何となく,適当から初めても良い,単に何かの形態を真似することから始まることも多々ある。「鳥や魚の動物(虫)の群れ」,「木々・草・舞う桜・水面に浮かぶ花びら,石などの植物」,「電子基板」,「細胞や粒子のミクロの世界」,「織物など何かしらの模様」,「街並み」,「人々」,何でも良い。勿論,論理的に計画しても良い
- googleアカウント(Googleスライドを使うために),YouTubeアカウント(シミュレーション動画とプレゼン録画を共有するために)を取得する
- Googleスライドおよび動画は相互閲覧のために少なくとも20年度中はオンライン上から削除しない
- 任意でリンクを知らない人にもコンテンツを閲覧可能しても構わないが,意図せずに公開しないように
- 提出物はみなさんで相互閲覧できるようにこのサイトでまとめページを作成します。スライドの表紙に名前が記載されている場合はそのまま掲載し,未記載の場合は追記せずに掲載します(記載されている場合は検索でヒットするかもしれません)。なお学生学生番号を記載しないこと。まとめページに記載されたくない場合は僕に伝えてください。
□Flow Designインストール+復習コンテンツ
- 全体の復習コンテンツ
- Flow Designインストール:上記の「13回目のa.その1」を参照
“課題A「Engineered Design:環境シミュレーションを援用したデザインスタディ」(2020)” への3件のフィードバック
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