まとめ:課題「Engineered Design – 環境シミュレーションを援用した集合住宅の群造形 –」 (2019)

建築情報学 系授業 情報処理演習 立命館大学 建築都市デザイン学科 1回生 前期 (2019年度


情報処理演習(1回生前期)の総合課題「Engineered Design:環境シミュレーションを援用した集合住宅の群造形」のまとめです。

この課題,戸惑ったと思います。一回生でなくても初めてずくしですからね。にも関らず,新しいことの学びに四苦八苦だけでなく楽しみを感じながら取り組んでくれた様子でとても良かったです(四苦八苦の方が強かったかもしれませんが)。一回生前期という時期のパワーと吸収力を感じました。考え方と技能を体験的に学ぶ,という課題意図についてはある程度達成できた人が多いのではないでしょうか。

ただ皆さん自身の自覚通りまだまだ多くの面で拙い状態ですね。単純に完成度という一面だけ見ても,手描きや模型の修練を行うトレース課題と比較して見劣りは否めませんね。WEB上での共有も正直少し迷いましが,今後に期待を感じさせてくれる学生さんが何人もいましたので予告通り共有します。
ぜひ後期以降も今のフレッシュなパワーと吸収力を持続させてください。

なお既に伝えていますがこの課題は別の環境系の授業(1回生後期)との連携課題です。
そちらの授業では,同じテーマをより具体的かつ現実的な計画まで落とし込む課題が出題されます。そちらで改めて取り組むことでブラッシュアップは勿論,この授業のテーマであった建築情報学の使いこなしも深めてくださいね。

実務でも研究でも試行段階にも関らず,1回生の前期にいきなり建築情報学の一端を学んだ学ばされた皆さん,この種を持った皆さんがどのように回生を重ねていくのか楽しみにしています!!この授業を今後の建築都市デザインの学び,建築情報学への興味と使いこなしの契機としてくれると嬉しいです。

それでは,下記に一部の提出物を抜粋して共有します!
(なお掲載順は成績順ではありません。あとAクラスの方が掲載作品が多いのは時期の問題でしょうか,,,PDFに変換したスライドは良い感じだったのに,残念ながら閲覧できなかったり,URLが提出されていない人がいます。掲載希望の方は連絡を)






 




 



 


 






 

以上です。

初めてのデザイン,初めての建築情報学,ということで戸惑った人が多数と思います。形式だけにでも必要コンテンツを揃えるだけでも大変なので,それに精一杯だった人も多いことでしょう。様々な意味でより多くの思考が必要ですね。今後の別の授業・題材で学んだ考え方や技能を活かして建築都市デザインの思考を深めてくれることを期待しています。建築都市デザイン学科での学びは始まったばかりですからね。EngineeringとDesignの相乗効果を意識して学びを進めてくれる学生さんが居てくれると嬉しいです。

それでは夏季休み,建築情報学 分野の学習方法など,質問がありましたら夏季休み中でも気軽にどうぞ。