建築情報学 系授業 CAD/CG演習 立命館大学 建築都市デザイン学科 2回生前期 (2023)
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#スケジュールと授業形式
オンライン/対面/選択性(ハイブリッド)を組み合わせて実施する。但し社会情勢や授業内の進度に応じて変更する場合がある。
- 形式:下記を参照すること。把握ミスによる例外は他クラス受講を含めて認めない
- 時間:時間割り通り(Aクラス:13時00分,Bクラス:14時40分)
- 対面授業の場所:ウエストウイング1階のPCルーム
授業日時以前のコンテンツは授業日時までに微修正します。
予め取り組んだ場合でも授業日時に再度確認してください。
##オンライン受講
zoomアドレス:manabaにて告知する
受講形式に関わらず,個別相談がある場合はこの時間をまずは利用すること
##授業内演習
課題に関わる内容を授業内に取り組み提出する演習である。
デジタルデータの持ち込み禁止,授業内でのインターネット検索も禁止,受講生間の相談,アシスタントさんへの質問も原則禁止,つまり試験形式
- 内容:各回にて確認すること
- 備考1:自身のノートパソコンを持ち込んでもよい
- 備考2:演習内容が満たされれば授業で採用しているアプリケーション以外を用いてもよい。
- 教室外受講:自宅のデスクトップで対面授業と同時刻に「制作画面・自身の顔・時計」を録画してYouTubeにアップできる場合はこの限りではないが,自身で学んで行うこと。また必ず前日の13時までにmanabaのレポート「教室外受講」に希望を申告すること。以降は一切認めない。
#課題
##課題A:アルゴリズミックデザイン
##課題B:ビジュアライゼーション/プレゼンテーション
##課題C:デジタルファブリケーション
##加点イベント!(開催決定)
- 建築情報学 連続ミニレクチャーに参加して400字から600字のレポートを提出
- PDF形式,書式は自由,タイトルを任意で付ける
- ファイル名は「学生番号_repot_未定」番号は回数に応じて変更
- レポートは講師の方にお礼としてそのままお渡しする。ただ講師の方を気持ち良くすることを目的に書く必要はない。発表や内容に意見があったら率直にGO!
- 同曜日の同時間に計3回開催予定です!
#参考
1.お勧めの参考書籍:
- 石津優子, 堀川淳一郎:Parametric Design with Grasshopper 増補改訂版 建築/プロダクトのための、Grasshopperクックブック
- ノイズ・アーキテクツ:Rhinoceros+Grasshopper 建築デザイン実践ハンドブック
- 中島淳雄, 角田大輔,他:Rhinoで学ぶ建築モデリング入門 Rhino7対応
- 中島 淳雄 , 丹野 貴一郎, 林 瑞樹 : 建築実務のプロが作ったRhinoとGrasshopperの本
2.フリーのオンラインコンテンツ
- 建築情報学会チャンネル
- ちなみに僕がしゃべった回は建築情報学会チャンネル 第3回 「山田悟史×杉田宗」
- 建築情報学会 Session
- ちなみに僕がしゃべった回はSession Vol.6 (1/2)
- Session Vol.6 (1/2):会員限定の有料コンテンツ(他の方の動画・配布資料・サンプルファイル有り)
- 建築情報学会 Challenge
- 建築情報学会 Fes 2023 ,
- 建築情報学会:site, t
- 情報シンポの基調講演動画
- 先人の対談
3.成功ではなく成長にこだわれ(少なくとも授業では)
>成果物のために楽しさや成長を犠牲にしない。楽しさと成長の副産物が成果物,というスタイル
4.情報化の恩恵の一つ:学べるチャンスの拡散>希望を描き目指せば何でもなれるチャンスがある
>「なれなかった」ではなく「ならなかった」の時代でもある
5.建築情報学を学んで得られる成長(の実感)はシグモイド関数の繰り返し+取り組むことができれば必ず上昇曲線に乗れる
>乗った後は別人
6.楽しみ方は人それぞれで自由,決まった価値観や評価軸があると思うの思いこみ,先生という権威を気にし過ぎない
>これからは人間ではなくて,人間味の時代
7.「コスト最小化」と「パフォーマンス最大化」の大きな違い。時間という資本を大切に
>「コスト最小化」は暇な人がやること。忙しい連呼するほど陥りがちなので注意を。
8.CGには絵心がかなり反映される
>表現が画一的になるは大きな誤解,短絡的な思い込み
9.全分野において,社会は情報化を皆さんに非常に強く要請している
>実は残念ながら選択の余地は小さい
10.価値あることは大抵難しい,神に挑むエリートと引き離される大衆(GAFAだけが世界を作れるようになっていいのか)
>ガチになれば一晩,一週間でできるのは,それがその程度のことで,得られる成長がその程度だから。常にガチで。
11.情報技術が発展したからこそ「経験」を大切に。
>何かを実施した体験を振り返ることが大切
12.世界で評価されているBIM/CGアプリケーションは何?
>色々な面で,学科は一つの村。
#授業内容
##動画の閲覧について
- 動画の内容は自分でメモを作成して整理しましょう。「何をどのように行ったか」などが該当する。内容を一度で暗記することはできない。その内容を思い出すための2回目をいかに素早くするかが非常に重要です。動画を再度閲覧するよりも,自分用メモを振り返る方が合理的です。面倒でも必ず自分用メモを作成しよう。
- 一部の動画中のマウス近傍の赤丸は左クリック,黄色の二重丸は右クリックを示しています。
##01:全体ガイダンス,課題Aの出題
- 授業内容:1.ガイダンス,2.ライセンス,3.PC保有状況・PCルーム自習意向,4. Rhinoceros + grasshopper の基本的な画面操作,5.課題A出題,6.miroのアクセス,7.レポート課題A出題
- 全体ガイダンス:
- 授業・研究で伝えたい,共感して貰いたい大儀
- 過年度の成果物紹介
- 上記の参考書籍の紹介
- ライノセラス:授業内に付与して起動確認,付与アドレス一覧(授業後に削除)
- PC保有状況:授業中に口頭で確認
- Rhinoceros + grasshopper の基本的な画面操作
- 課題A 出題:課題ページ
- miroのアクセス:こちらの招待リンクをクリック(削除済み)
- レポート課題A 出題
- 内容:①A+Bパートで取り組んでみたい内容,②この授業での目標・学びたい内容をレポートで提出。
- 形式:複数枚の参考画像と文字(400字以上)。
4:3のフレームを作成し,比率を保ってサイス変更して調整,フレームに自分の名前をつける。 - 期日:2回目の授業開始時まで
- 提出方法:こちらのmiro(招待リンクをクリックしていないと見られない)
- 参考文献:適切なレポート形式にて必ず明記すること(URLであればリンク付きで)
- 色彩知覚に関する回答のお願い(削除済み)
##Aパート(01-05):アルゴリズミックデザイン
参考になるレシピ動画で学ぶ前に,1.-3.を学ぶことを推奨
- 「Proceduralモデリングの基礎」ここのA.
- 「ベクトル操作・基準平面の理解」ここのB.
- 分かりづらい点のTopic解説
- 「線・線材のモデリングの基礎」ここのD.
- 「プラグインのインストール」ここのH.
—ここからは少しヤヤコシイかも— - 「建築計画・デザインのコンピューテショナルデザイン」ここのI.
- 「数学的秩序(美しさ)の空間化(pythonとの連携)」ここのJ.1
- 「秩序と意図を持った乱雑性デザイン(GH_CPythonによるpythonとの連携)」ここのJ.2
##Bパート(06-10):ビジュアライゼーション/プレゼンテーション
公式サイトの動画がとても優秀!
- 速習 Twinmotion 01 「インポートからの流れ」
- 速習 Twinmotion 02 「演出の概要」
- Twinmotion Part1「データ変換,インポート,TMの操作」
- Twinmotion Part2「空間の演出」
- Twinmotion Part3「メディアの作成」
- Twinmotion 現象別「Lighting」
- Twinmotion 現象別「Material / Textures」
- Twinmotion 現象別「Environment」
- 講評会(10回目)の発表作品について
- 発表時間は3分程度。
- 当日の発表作品の中から優秀作品を選出する。選出には教員による選出だけでなく,学生自身による投票とコメントも行う。この投票は授業内で行う。
- 優秀作品/選定作品は,提出物のまとめページを作る際に,優秀作品/選定作品と判るようにその他と分けて掲載する。任意で名前も掲載する。
授業終盤に10分時間をずらしてAIOLへ
- 10回目から11回目までの課題
- miroの一覧から3作品を選定し,200字程度のコメントをする。
##Cパート(11-15):デジタルファブリケーション
- 「類型的な理解」ここのG.
- 11回目
- 課題出題,試作例を使った感覚掴み,grasshopperレクチャー,ペアの決定,AIOLでレーザーカッターレクチャー
- 12回目(山田不在,遠藤先生の担当回)
- 遠藤先生のレクチャー,個人課題の共有,アシストさんからノウハウ伝達,PCルームリーダー(利用規定・同意事項)
- 13回目(年内最終)
- grasshopperレクチャー
- エスキース
- レーザーカッターで制作した物:何らかをレーザーカッターした物を個人で持参 (一人一人がレーザーカッターを使えるようになった証拠)
- 14回目(年明け)
- 授業内演習:
- 内容:授業内に施工可能な3次元モデルと切り出し用2次元図面を作成する。一部や形状でもいい。その他の形式などこれまでと同じ。
- 提出物:ファイル名は「学生番号_class03」
A 画像1:3次元モデルが分かる状態,ファイル名は「学生番号_class03_3d」
B 画像2:切り出し線の配置済みの状態が分かる画像,ファイル名は「学生番号_class03_2d」
C 作成ファイル:Rhinocerosとgrasshopperファイルなど,ファイル名は「学生番号_class03」
- エスキース
- 授業内演習:
- 15回目
- 試作提出(ペア):実寸の試作と仮プレゼン(A3以上)
試作とプレゼン:どちらも物質として授業に持参 - エスキース
- 今後について
- 特殊講義(専門)Ⅱ「BIM総合演習」(8E)(8F):前期 月曜 Aクラス14時40分,Bクラス16時20分(登録システム/シラバス上の名称に注意!)
- 建築・都市デザイン分野におけるコンピューターシンキングとコーディングの力を養う授業です。
- 建築情報学に興味がある・可能性を感じている人:基礎からハイレベルな内容まで
- 建築情報学に興味無し・若しくは苦手な人:建築情報学はデジタルネイティブ世代に期待される避けることができない教養(全分野でプログラミングとデータサイエンスは新たな教養)である同時に,皆さんは自主的に学ばないといけない世代。機会が無いと自主的に学ぶ気になれない人は一種の強制的な自主学習の機会として活用を。
- デザイン演習3を受講する人は受講を強く推奨。デザイン演習3の後半課題の担当は僕です。必要な知識・考え方・技能をBIM総合演習の前半部分で扱います。
- 開講形式:一部はハイブリッド・オンデマンド予定
- 前半はアルコミズミックデザイン,物理シミュレーション,環境シミュレーション,後半はRevitでのBIMモデリング基礎
- 特殊講義(専門)Ⅱ(8C)「都市調査実習」:後期 水曜 10時40分(登録システム/シラバス上の名称に注意!)
- 自信興味の探求・リサーチ・データサイエンス(感性工学や心理学)を扱います。データサイエンス(統計学)はプログラミングに並ぶ新たな教養。
- 卒業論文や卒業設計のテーマ決めに関する学習,論文の読み方,一連の流れの学習,必要になる技能の基礎理解
- 開講形式:一部はハイブリッド・オンデマンド予定
- 特殊講義(専門)Ⅰ「建築情報学 概論」:前期 火曜 10時40分(登録システム/シラバス上の名称に注意!)
- 建築情報学を構成する多岐に渡る分野や要素技術を体系的に理解し,説明・構想可能にするために俯瞰的に学ぶ座学(一部には体験的理解を意図する簡単な演習あり)。
- 何だか分からない状態を理解する授業(CAD・CG・BIM,GIS,シミュレーション・統計・数理計画・最適化・機械学習・AI(深層学習)といったデータサイエンス及びプログラミング、VRやMRといったxR技術とゲームエンジン、センサーと制御,など)
- 次年度からの新規授業!次の2回生に火曜の全休は無い。
- 受講生談「どちらも単位取得戦略上美味しくないし,一級建築士の受験要件にも関わらないけど,立命建築にあって資格専門学校にはない授業」(嬉しいような悲しいようなコメント。。。)
- 試作提出(ペア):実寸の試作と仮プレゼン(A3以上)
- 16回目:提出と講評会
#参考:2次元CAD(AutoCAD)
授業では扱わない内容です。参考に。
- 課題Cへのリンク
- 課題の必要資料
- 教材
- 2次元CAD1:レジュメ(導入)
- 2次元CAD2:レジュメ(躯体まで)
- 2次元CAD3:レジュメ(開口部と部分)
- イラストレーターとのデータやり取り(加点):レジュメ(イラレ連携)
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