MINAKUSAこだわり マルシェに出展

MINAKUSAこだわり マルシェに出展

昨年一昨年に引き続き,CAD/CG演習 2023で制作した デジタルファブリケーション型 段ボール家具+αを5月12日に南草津駅の西口で開催された「MINAKUSAこだわりマルシェ」に出展しました!
継続でお声掛けくださった運営の皆さま・ご参加の皆さま,ありがとうございました。
研究室としては下記の簡易ヒアリング調査として参加しました。
  • デジタルファブリケーション型 段ボール家具の避難生活への適用
  • デジタルファブリケーション型 段ボール家具を用いた空間DIY
また下記も大切な意図でした。
  • 自分達がデザインした物を実際に使って貰いフィードバックを得ること
  • 使用の様子からデザインすることの楽しさを実感すること

そして今年は下記の研究の試作の試作のモックアップ実験も行いました。

  • 南京玉簾の機構を応用した展開と収縮が容易なレシプロカル構造
  • スワルンバ:空間OS・ネオメタボリズムのVISION提示と社会実装に向けた試行

今年は当日の天気が不安で,実際に途中で雨が降って来ました。
完全撤収を余儀なくされるところでしたが,別の出展者の方に急遽テントを貸して頂きました。完全にヒーロー現る!です。ありがとうございました。
実は終わった今でもどなたか貸してくれたのかはっきり分かっていないのですが,ご厚意の助けでマルシェ終了後まで出展を続けることができました。
お陰で今年も気づきとモチベーションを得ました。関係者の皆さまに御礼申し上げます。

マルシェの運営には携わっておりませんが,出展数・一般参加の方と立ち寄り率が格段に上がったことが印象的でした。
今回もお隣に出展した「南草津図書館」さんの読み聞かせでも効果を発揮しました。
下記に様子の抜粋をご紹介します!

全体の様子


滑り出し展開式レシプロカル


スワルンバ:空間OS・ネオメタボリズムのVISION提示と社会実装に向けた試行


振り返り的な

建築情報学としても,

  • 企画をリーディングしてくれた「大島佳奈子さん(M1),江本瞬くん(B4)」
  • スワルンバの「大本和尚くん(M1)」
  • 滑り出し展開式レシプロカルの「林優斗くん(B4)」
  • お子さんに特に大人気の揺れる家具第二弾の「田中雅也くん(B4)」,「山本愛子さん(B4)」,「ZHU Liyaさん(B4)」
  • 研究室外出展者(B3)の「川邉凌久くん,山村真未さん,山本紗綾さん」

らの成長機会として,教養ともいえるプロシージャルモデリングとデジタルファブリケーションを用いた制作体験に加え,研究要素も強まり,良い機会でした!

 
昨年の出展時に感じた今年度に挑戦したいことは,
  • 人を覆える程度に大きくできる機構を発案する場としたい
  • 建築情報学らしい試行の場ともしたい
つまり教育面に加え研究面の意義を少しでも強めることでした。
参加者の方を少し戸惑わせてしまうかも,という心配もありましたが,前向きに面白がってくださった方がほとんどでした。
大学らしい研究的な意義,教育的な意義,ご参加の方への楽しさ提供,が同時達成できる取り組みになりつつあり,とてもよかったです。
別の機会,次年度,さらなる試行を続けます。
 
最後に改めまして,こだわりマルシェ主催・運営の皆さま、ありがとうございました!
 
この活動の一部は「歴史都市防災研究所」と「AIOL(All In One Laboratory)」の助成・支援のもとで実施しました。御礼申し上げます。