建築情報学 系授業 CAD/CG演習 立命館大学 建築都市デザイン学科 2回生後期(2023)
立命館大学 建築都市デザイン学科 建築情報学 系授業 2回生前期 CAD/CG演習(23) の課題Aと課題Bの成果物を紹介するページです。
課題意図は「アルゴリズム及び生成物と現象への思考力・実装力・観察眼を磨く」ことです。建築情報学を用いた建築都市デザインの高度化・拡張に向けた課題です。詳細は下記をご覧ください。
今年度も提出物は動画です。動画の方が表現しやすい場合は動画,と伝えた結果です。
- 必然です。ある時だけを描き/作り,他は妄想でデザインを検討すること,そして何ならイメージ・コンセプトが大切と言い訳をして虚偽のパースを大きく載せたプレゼンテーションボードだけの提出を続けること,の方が不自然です,変です,疑問です,違和感です,ハコ・モノに留まらないナニナニ,を語るなら。つい分野に対する課題認識が・・・
話しを戻しまして,こちらに書いた色々な課題があるなか,意欲的な子達が受講してくれました。有難いです。
相対的には今年度も恵まれた授業でした。ただ絶対的には課題も多いことを認めざるを得ない年でした。それでも今年もほぼ全てを下記に順不同にて紹介します。
名前掲載の希望を確認するのを失念してしまったので非掲載です。掲載希望の人は連絡をください)
後書き
はじめてのプロシージャルモデリングとリアルタイムレンダリングということで,思考と技術に二重で悪戦苦闘する中,バリエーション豊かに頑張りました!
受講してくれた学生さん達に,感謝,特に今年はこの思いが強いです。
何故なら,学科学生に対する僕の力が及ばす,受講生が昨年度から減り続けているからです。
- どうやら理由は,伝統の設計課題が忙しい(何故か設計が好きでない学生さんも),今すぐ役に立つ内容ではない,何につながるのか考えられない,設計課題で担当の先生にウケナイ,ということのようです。
率直に言えば,この気風は受講してくれる学生さん達にも少なからず影響しており,もっと出来たはず,という思いは正直あります。思う所は沢山あります。
- 楽しみを見出し取り組んでいたと思いますが,もっと現象を密度高く検討できたはず。
- 意欲的に取り組んでいたとは思いますが,完成度を高めるという場面で追及・辛抱が弱かった。
- そもそも楽しさの真意,課題の意図が伝わっていたのか,などです。
課題感があることもあり,例年以上に今年度の受講生には周りに波及するほどの成長を期待しています。
先駆的な投資として受講してくれた学生さん達が,回りに流されずに,デザイン分野に限らず,建築情報学/近未来の入り口として今回の経験を活かしてくれることを願います。
なお今回も,授業アシスタントの研究室メンバー,荒井 勇哉くん(M2),小泉 彰也くん(M1),KIM Joonyoungくん(B4),大本 和尚くん(B4)による技術・デザインのリサーチ・開発,試作制作,運営に,ありがとう!
“まとめ:アルゴリズミックデザイン 思考-の思考・実装・観察眼を磨く-成果物紹介(CAD/CG演習(2023) 課題(A+B)” への2件のフィードバック
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